大丈夫、個人情報はすでにどこかで漏れてます
情報漏えい事件多いっすね
最近個人情報流出事件が続いていますが、いまさらなんですよね。
10年前のYahooから始まり、去年のベネッセ、今の日本年金機構・・・。
たぶんこれからも続きます。
今さらバタバタしてもしょうがないです。
なぜなら、すでにあなたの情報はどこかで流出しているからです。
確認したわけではありません。でもそう思っておいたほうがいいです。
便利なサービスは個人情報のカタマリから成る
日々新しいサービス、便利なアプリが出てきて、友達とコミュニケーション取りやすくなったり、欲しい情報に簡単にアクセスできたり。
みんなが使ってたら登録しちゃいますよね、つい。
アプリさんがスマホに入っちゃいますよね。
そしたらアプリさんが電話番号聞いてきます。
「ひとり1アカウントってルール守ってもらうために登録してね」って。
さらにアプリさんが「ともだち探すのに便利だから、電話帳にアクセスしてもいいですか?」って聞いてきます。
で、「はい」って答えて。(※ここで個人情報が漏れます)
そしたらアプリさんは、「この人、あなたの友達じゃないですか?」って聞いてくれますね。
アプリさんが、ほかの人から集めた電話帳と、あなたの電話番号と電話帳を照らし合わせてるんですね。
だから候補が出るんです。
そして、昔別れた彼女とかが出てきて枕を濡らすんです。
アマゾンさんも一緒です。
アマゾンさんは僕が欲しいもの知ってます。
なんでかというと、僕が検索した結果をアマゾンさんがすべてメモってるから、
「むらっちこないだこれ検索してたけど、どうよ?」
みたいな感じで聞いてくれます。
僕の一番の理解者はアマゾンさんかもしれません。あ、グーグルさんだ。
ウイルスは人の弱みにつけ込んでくる
・・・とまぁこんな具合に、いろんなアプリやサービスで展開されてるんです。
企業がやる「ひとそれぞれに合わせたサービス展開」イコール個人情報をどんどんためること、ですね。
行政サービスも一緒です。個人情報があるから、適切なサービスを提供できるわけで。
それを意識して提出してるか、知らん間に持ってかれてるかの違いだけです。
そしてそれは、いつしか悪人の手に渡ります。
だって売れるもん。
システム管理者もお小遣いほしいもん。
で、起きた事件がベネoセのパターンね。
大量の個人情報には、住んでる地域や年代、性別はもちろん、行動パターンなども含まれています。
エッチなサイトを検索してる履歴もグーグルさんはちゃんとメモってるから、
「あ、こいつエロイなー」
みたいな。
個人情報のリストって、趣味嗜好で分類されてるんです。
当然ベネoセから出た個人情報は、子育てパパ&ママでくくられてるわけです。
そんなリストに対して、例えばこんなメールが届きます。
「あなたのお子さん、学校でいじめられてますよ?」
(まさか・・・うちの子に限って・・・)
とか思うでしょ?
そうなんです、その感覚は間違ってない。
でもちょっと気になることがあったら心揺さぶられちゃいますよね。.
人間だもの。
で、クリックしちゃうんですよね、メールのリンクやら添付ファイル。
これでウイルスに感染するわけです。
そしたら遠隔操作もし放題、銀行データも盗み放題・・・
触らぬ神に祟りなし。でもパスワードはちょいちょい変えてね
ウイルス添付メールなどの対策については、以下のサイトなどにわかりやすく載ってますんで、ここで細かくは言いません。
ウイルス添付メールなどへの対応|インターネット上のサービス利用時の脅威と対策|一般利用者の対策|国民のための情報セキュリティサイト
とりあえず、知らない人からのメールは開けちゃだめです。
知ってる人からのメールでも、リンクや添付ファイル開くときは、一度立ち止まってください。
添付ファイルが "○○.exe" これほぼウイルスと思ってていいです。
リンク開くときも、アドレスちゃんと見ましょう。
わからなかったら、送り主に確認しましょう。
あとは、自分のパソコンに個人情報が入ってないか?
年賀状ソフトの住所録とか結構狙われやすいです。
どこにあるか、きちんと把握しておきましょう。
あと、銀行やカードの情報を登録しているサイト(アマゾンさんとか)のパスワードはまめに変えましょうねー。
そういえば今日、Facebookのアカウントを乗っ取られてる人がいました。
これもどこかからパスワードが抜かれたんでしょねー。
乗っ取られた人はたぶんあらたにアカウント作り直すしかないですね。。。
インターネットって便利なので、その分悪用もされやすいです。
そしていつの間にか、自分が加害者になっちゃいます。
そうならないように心がけるのが大事ですね。
僕も今日いろんなサービスのパスワード変えました(笑)